寝たきり高齢者の介護のコツ

寝たきりの高齢者の介護をサポートするには

寝たきりの高齢者になると、老人ホームに入らないと介護ができないと思っている人もいます。
しかし、実際にはそのようなことはなく寝たきりの人も在宅でも介護をすることは可能です。

ただし、寝たきりになると自分の意志で体を動かすことができません。
そのため介護をするにあたってはいろいろな部分で気を付ける必要があります。
具体的にどういったことに気を付けなければならないのかを確認しておくことが大切です。

寝たきりの高齢者を介護する際の注意点

寝たきりの人を介護するにあたってはいくつかの大事なことがあります。
最初に大切なのが床ずれや褥瘡(じょくそう)対策です。

体を動かすことができないと、同じ状態で過ごすことになります。
そうすると体にかかる圧力が偏ってしまうために床ずれや褥瘡が起こるのです。
定期的に体の位置を変えるようにすることで血行不良や体の組織の壊死を予防することができます。
体に余計な圧力がかからないように、軽い羽毛布団を使用するといいでしょう。

次に大切なのが排泄の問題です。
寝たきりになるとトイレに行って排泄をすることはできません。
そのためオムツをつけての介助をすることが多いです。

オムツでの介助はオムツを交換する際に体を持ち上げることがかなりの負担になります。
そこで介護をする際には体に負担が少ない体勢のとり方、オムツの交換方法を知っておくことが大切です。

また、排泄の問題はニオイの問題もありますし、介護者にとっては精神面でのストレスや自尊心を傷つけることもあります。
介助の方法にも細心の注意を払うことが必要ですし、声掛けも気を付けることが大切です。

寝たきりになるとお風呂に入る機会が少なくなうために体の清潔を維持するのが難しくなってきます。
不衛生になると皮膚が炎症を起こしたりニオイが気になったりしてきてしまうものです。

そこで定期的に体をふいて清潔にすることが大切です。
体をふく際にも裸になる場面があり、デリケートな部分にも触れますから対応には気を付けるようにしましょう。

最後に介護をする人自身の精神的・肉体的負担の問題があります。
寝たきりの人の介護はずっと同じことを繰り返しますし、状態が良くなるということがありません。
ゴールが見えなくなってしまうこともあり、精神的にも肉体的にもボロボロになって島ということも多いです。

最近では介護をしている人が孤独になってしまったりストレスをため込みすぎてしまったりして虐待をしたり殺してしまったりという事件も起きています。
すべてを一人で抱え込むと無理が生じてきますから、介護サービスを利用して少しでも負担を軽減させるようにしましょう。
介護をしている人が体調や心のバランスを崩してしまっては元も子もありません。