下着・寝巻きを取り替えるコツ

下着や寝巻の取り換えは、アイテム選びで楽々出来る

下着や寝巻を取り換える際に、上手に着替えてもらうことが出来ず、苦労をしているという方も多いかと思います。
ですが、下着や寝巻の取り換えは、着替えやすいアイテムを事前に購入しておくことで、簡単に着替えてもらうことが出来るでしょう。

例えば下着の場合、マジックテープ式ですぐに着脱可能なタイプも多く販売されています。
本人が自分でも着替えやすいので、着替えの際に手間がかからずに済むでしょう。
下着の場合は、汗をかいたりしてすぐに汚れやすいため、頻繁に着替える機会が多いと言えますので、着脱を意識したアイテムを購入することが大切です。

また、寝間着の場合は、あまり着脱がしやすいと、寝ている間に簡単に脱げてしまいますので、着脱よりも、寝心地の良さを重視してください。
ある程度伸縮性があって、サイズに余裕があるタイプですと、着脱しやすく、寝心地も良いと言えるでしょう。
寝巻は、通気性、吸水性に優れたものを選ぶことも大切ですので、いくつか比較することをおすすめします。

本人に出来る所はやってもらうことも大切

寝巻下着替えは、本人に出来る所はやってもらうようにして、サポートをする形を取った方が、お互い気持ち的に楽でしょう。
介護者の状態によっても変わると思いますが、着脱しやすいタイプの下着や寝巻であれば、こちらが着替えを一からせずとも、本人が自力で着替えることも可能です。
ただ、やはり全て自分でとなると苦労する方も多いため、様子を見てお手伝いをするという形で、お着替えをサポートしていきましょう。

ボタン式などの場合、指が上手く動かせずに着られないという場合や、上からかぶるタイプの場合、肩が思う様にあがらないということも少なくありません。
この場合は、もたもたしているとそれこそ本人のストレスになりますので、かぶせて首が出る所まで行う、ボタンつけは行うなど、ピンポイントでお手伝いをする必要があります。

下着や寝巻はシーズンに合わせて定期的に取り換えましょう

夏場など汗をかきやすいシーズンは特に、定期的に下着と寝巻を取り換えないと、不快感を覚える方が多いでしょう。
特に下着は、気が付いたら汗でびっしょりということも少なくありませんので、衛生面を考えて、こまめに取り換えることが大切です。

汗をかきやすいシーズンは特に、半日に一回、朝起きたら一回、晩に一回など、タイミングを決めて着替えを行うことが大切です。
着替えを頻繁に行うシーズンのことを考えて、出来るだけ何着も着替えを用意しておくと良いでしょう。
最低でも4着以上はないと、洗濯をする時間がなく、着替えられなくなることもあります。