有料老人ホームの費用はどれくらいなの?

有料老人ホームの金額差は大きい

有料老人ホームは全国各地にありますが、ホームによって、入所金や月額利用料金が大きく異なります。
相場というものもほとんどなく、同じように感じる施設でも、何百万円近くの差が出ることがありますので、よく確認をしたうえで、ホーム選びをするべきでしょう。

必要となる金額の種類は主に二種類あり、入居時に支払いを行う、入居一時金と、入居後に毎月支払う、月額利用料の二つがあります。
入居一時金である程度まとめた金額を支払ったら、月額料金が安いという所もありますが、一概にそんな場所ばかりではありません。
入居一時金も月額料金も、何十万円もかかるという所も多くありますので、よく確認をしておくべきでしょう。

高い所ですと、入居一時金に一千万、一億円を超える施設もありますので、事前に確認をしておかないと、大変な金額を負担しなければならなくなります。

月額利用料金以外にかかる費用

コンスタントに毎月発生する費用には、月額利用料金以外にも、これらの費用が掛かることがあります。

まずは、介護サービスなどの料金です。
介護保険を使って一割自己負担という形も多いですが、入居者に合わせたケアを行う場合、別途こうしたサービス利用料金が発生します。
また入居者によっては、おむつなどの消耗品がかかる場合もありますので、その場合は別途、自己負担となるでしょう。
月額利用料と含めて、トータルで20万円以上は月々かかると考え、準備をしておくことが大切です。

ホームによっては、そうしたコンスタントに発生する金額を抑えているような場所もありますが、非常に人気が高く、簡単には入居できない所も多いでしょう。
いくつか比較をしておいて、運が良ければ、入所することが出来る場合もあります。

サービス内容に合わせた施設選びを行いましょう

サービス内容に合わせて、金額は大きく異なる場合もありますので、サービス内容と金額を比較した上で、納得の出来る老人ホームを選ぶことが大切です。
立地の関係で月額利用料金が高くなっているような場合もありますので、ある程度交通の便が良くない所の方が、入所金なども下がる傾向があるでしょう。

もちろんこちらは、施設のグレードによっても異なりますので一概には言えません。
施設がまるでホテルのように高級で、様々なサービスを受けられるような施設も多くあります。
可能であれば、実際に入居をするご本人が納得できる場所を探してみるべきでしょう。

人気の老人ホームの場合は、すぐに予約が殺到し、簡単に入居できない場合も多くあります。
いくつか候補を出して置き、必要に応じて、空きが出たら、すぐにでも申し込みをする様にしてみてください。