在宅介護はやることが多いんです

家事

人工の22%が高齢者

今高齢化社会が一気に加速し、少子化問題も同時に深刻な問題になり、人工の22%が高齢者となっています。
4人に1人が高齢者になっている時代ですが、必ずしも全員が介護を必要としているはありません。
日常生活を問題無く過ごす事ができている元気な高齢者から、寝たきりの高齢者まで介護レベルは大きく異なります。

しかしどんなに元気な高齢者でも、年齢を重ねるごとに体力や知能の衰えは必ずやってきます。
今までできていたことが徐々に困難と感じるようになり、周りの人の手助けが必要な時期が訪れます。
家族が元気な家庭ほど介護に対する知識乏しく、介護保険や基本的な介護の知識など慌てて準備をすることになります。

日本で優遇した介護を受ける為には、各市町村で行っている要介護認定が必ず必要になります。
介護認定が受ける事で初めて介護保険が適応されます。
そのためにはまず各市町村で、要介護認定を受けたいという申請を出すことから始めなくてはいけません。

要介護認定を受ける

介護者を抱えながら、日常生活を送る事はとても大変な事です。
同居をしている家庭であれば、いままでとさほど変わらないのではと思いがちです。

しかし今まで当たり前のようにできていた食事、入浴、排せつなど徐々にサポートしなくては難しくなっていきます。
そこで自分一人で在宅介護するのは負担が大きいと感じた場合、頼りになるのが介護施設です。

この介護施設を利用するに当たり、必要になるのが要介護認定です。
市町村の窓口でまず申請をする必要があり、約一週間以内に自宅に調査員が訪問に来て介護者本人の状態を聞き取りにきます。

当日に本人だけでなく家族の立会いがあった方が、より確かな介護情報を伝える事ができます。
実際の生活で今どのような点に困っているのか明確に伝える事も出来ます。

そしてかかりつけの医師の意見書も作成依頼しなくてはいけません。
全ての書類がそろって一か月後に、やっと介護認定を受ける事ができます。
これだけの事を介護しながらなるべく早く申請するには、自己自制しなくてはとても勤まりません。
その為親の介護のために仕事を辞めて専念するという選択肢をする人、せざるえない人が増えています。

スケジュール管理のむずかしさ

要介護認定を受ける為には調査員の人が家に訪問に来られます。
同じように調査を待っている人も多く、調査日の調整の電話が来た場合後回しにしてしまうと更に待機する期間が長くなってしまいます。
私も、以前調査員に訪ねに来てもらう機会がありましたが、やることが多くてスケジュールがうまく合わず、対応が後回しになってしまったことがありました。
そのためなるべくスケジュールを合せて、早く段取りをしなくてはいけません。

介護が必要になると、高齢者を連れて外出するのはとても大変です。
移動だけでも大きな負担になり、在宅介護の場合はスケジュールをしっかり把握して無駄なく時間を使うようにしましょう。
かかりつけの病院に行くときには意見書以外にも、普段から飲んでいる薬の処方や診察なども同時に行い負担を軽減しましょう。