長続きさせる介護の秘訣は手を抜くこと?

手を抜く

介護の問題

今高齢化社会になったことで大きな問題となっているのが介護の問題です。
核家族化が進んでいることから、家族みんなで介護をするという家庭が減ってきてしまっています。
そのためお互いパートナーがそれぞれの介護を一人で行うケースがとても増えています。
そして同世代の人が介護するケースが多い為、高齢者が高齢者を介護する時代になっています。

そこで自宅で介護をする人も多く、一人ですべてを抱え込んでしまう人もいます。
余りにも深刻になってしまうと、介護疲れから心中しようとしてしまう人もいます。
特に介護の場合は、いつどのような形で終わるのか全く想像ができません。

いつまでこの生活が続くのだろうか、自分も体力や経済力なども続けていける自信が持てなくなる人もいます。
そこで介護を長続きさせていくために秘訣を知っておくことで、今介護で悩んで知る人は目線を変える事につながります。
またこれから介護生活が始まる可能性がある人にとっては、いつ自分が同じ状況になるか分かりません。
その時に自分が悩み過ぎないように、できる限り気持ちが楽な形で介護を続けられるのが理想です。

介護の悩み

介護での悩みは人それぞれ置かれている環境によって異なります。
一人で介護をしている人もいれば、同居して夫婦で介護をしている人、体が不自由な人の介護、痴呆症で介護が必要な人、介護と言ってもいろんなパターンがあり多くの悩みがあります。
介護をしている人はいろんな悩み事を抱えながら、介護が中心の生活を送っています。
私も父が側にいて欲しいという希望を聞き、仕事を退職して介護に専念する事を選択しました。

全くストレスが無い介護はこの世には存在しないといってもいいでしょう。
必ずしもストレスを掛けていて、そのストレスをどう溜めこまずに吐き出しているのかという事がとても大事です。
一番大事なことは、ストレスを吐き出す場所や人がいるかどうかという事です。

同じ介護で悩む人と相談したり、身内どうして介護について話をしたり、介護の悩みを抱えている人たちが集まるSNSを活用したりなど人によって心のよりどころは異なります。
そういった場所があるかないかで、介護に対しても気持ちが大きく異なります。

介護での秘訣

介護はいつ終わりが来るのか分からない、そんな不安な日々の連続です。
同じことを繰り返されて、精神的にも肉体的にも追いつめられてしまう人もいます。
そこで介護を長続きさせていくためには、誰かに頼るという事も大事です。

介護生活では身内の事は自分が全てしなければいけないという気持ちになってしまいます。
自分で全てを背負うのではなく、介護施設を利用して介護から少し離れる時間を持つことも大事です。
今では介護を必要としている人が増え、介護施設が沢山作られています。
目的に応じで理想とする介護施設を選ぶことができます。

中には人に頼る事で楽をしている、ズルをしていると思ってしまう人もいます。
完ぺきを求めるのでなく、多少の手抜きをすることで介護する側の気持ちや肉体的負担を解消する事も大事です。