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介護保険をしっかり把握する

介護保険法に基づいた、介護保険制度

1997年に誕生した、介護保険法。
この介護保険法では、日常生活において介護が必要となった人に対して、自立支援をする目的で、保険金を支払うことが目的とされています。
介護の必要なレベルに合わせた保険金が異なり、その人に合わせた保険制度を活用することが出来る、高齢化社会においてなくてはならない制度だといえるでしょう。

介護保険を受けることが出来るのは、対象者である、第1号被保険者、第二号被保険者となります。
第一号被保険者は、65歳以上の方、第二号被保険者は、40~64歳までの方が対象とされており、それぞれ、保険料を支払っている方に、いざという時に給付がなされます。

第一号被保険者の場合は、介護が必要な状態となった時に、介護保険のサービスを受けることも可能です。
認定を受けた方を対象として、様々なサービスを受けることが出来ますので、状態に合わせて活用することが出来るでしょう。

第二号被保険者は、特定の病気に対して保険が下りる

第二号被保険者の場合も、介護だけではなく、要介護認定を受けられる特性の病気を発祥した場合、各サービスを受けることが可能です。

例えば、ガン末期や、間接リウマチ、認知症や骨粗鬆症、脳血管疾患まで、全16の特定疾病があります。
これ等の病気は病院に行って認定をされた場合にのみサービスを受けることが出来ますので、必ず病院で診察を受けましょう。

要介護認定をされた場合、病気の状態、体調に合わせて、認定ランクが決められます。
認定ランクに合わせたありとあらゆるサービス、支援を受けることが出来るようになりますので、ランクに合わせたケアを受けることが出来るでしょう。

ランクは7ランクあり、要支援1、2と、要介護1~5の、7つに分類されています。
要支援は、生活機能が低下しているものの、改善する見込みがある状態、要介護は、今すぐにでも介護が必要と判断される状態のことを指します。
申請を行った後に、認定員と直接やり取り、審査が行われたのち、ご本人がどのくらいのランクかを判断されるでしょう。

受けられるサービスにはどんなものがあるのか?

認定されるランクによって、受けることが出来るサービスは異なりますが、例えば、在宅での介護サービスを受けられる場合もあれば、介護施設への入居サービスを受けられるランクもあるでしょう。

その人に合わせたサービスを受けることで、介護者本人を始め、御家族の負担も大幅に減らすことが出来ますので、相談をしながら決めていくことが大切です。
サービスの利用の際には、介護者本人の意志を出来るだけ尊重して、介護保険の活用、サービスの活用をしていくようにすると良いでしょう。

お風呂で使える便利グッズ

介護用手すりがあれば一人でも入浴できる方も!

介護の際に大変だと答える方が多いのが、入浴補助です。
介護者の体を支えて入浴補助をすることはもちろん、足場が悪い浴槽ですので、力を思う様に入れられず、腰痛を発祥するという方も少なくありません。

そんな時に便利に活用できるアイテムの一つが、介護用手すりです。
お風呂の壁に直接つけるタイプの手すりで、手すりさえあれば、介護者本人が掴まって支えにしながら、入浴をすることが出来るでしょう。
湯船につかる際にはもちろん、湯船から出る際、立ち上がる際など、手すりを掴んで力を入れてもらうだけで、大分苦労が軽減します。

また、手すりさえあれば一人で入浴を出来るという方もいますので、本人のために手すりを取り付けるという選択をされる方も少なくありません。

シャワーチェアやバスボードなど、休める所を用意して

お風呂アイテムとして取り入れておきたいのが、シャワーチェアやバスボードです。
シャワーチェアは、洗い場に置くタイプもあれば、湯船に入れて座ることが出来るタイプもありますので、本人が使いやすい方を活用すると良いでしょう。

シャワーチェアには様々な形があり、ゆったりと腰掛けることが出来るタイプもあれば、質すわりが簡単な浅いタイプまであります。
実際に使ってみてもらって、使いやすいタイプを選ぶことで、入浴補助も楽になるでしょう。

更に、バスボードは、お風呂場の蓋としても使うことが出来るものですが、洗い場から湯船に入る際に、非常に便利に活用できます。
湯船にそのままダイレクトに座ってもらうのではなく、一度バスボードの上に座ってもらって、ワンクッションを挟むことで、介護側の負担が大きく減るのです。
また、突然暖かいお湯につかるのではなく、足をつけて慣らしてから、徐々に入浴をしてもらうことが出来る点も魅力と言えるでしょう。

入浴補助の際に役立つ便利グッズ

その他にも、入浴補助の際、入浴の際に役立つ便利グッズは数多くあります。
例えば補助の際に非常に便利に活用できるのが、入浴補助ベルトです。
介護者本人の腰回りに着けることが出来るベルトで、ベルトをもって活用することで、介護の際に力を入れやすく、介護者本人の負担も減らすことが出来るでしょう。
お風呂に入る前後に簡単に装着してもらうことが出来ますので、便利に活用できる点が魅力です。

このように、入浴の際に便利に活用できる介護アイテムは、色々と用意があります。
カタログなどがあれば一度チェックをしてみると、ご家庭に合わせた便利なアイテムを見つけることが出来るでしょう。
介護者だけではなく、本人も楽になるアイテムが色々とありますので、ぜひ活用してみてください。