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たまにはリフレッシュしないと!

リフレッシュ

周りの人の支えが必要

平均寿命が長くなったことから、男性の平均寿命が80歳女性の平均寿命が86歳になっています。
この年齢まで誰の手助けも必要なく元気で生活できる人は限られています。
そのため生涯を終えるまで、周りの人の支えが必要になります。

介護は本人だけの問題ではなく身内がどうかかわっていくのかが重要です。
今までは別で生活をしていても介護をきっかけに同居が必要になるケースもあります。
本人の意識がはっきりしている時は、本人の意志も重要になるため全ての事を身内が決める事もできません。

日常生活が難しいほどの介護が必要になると24時間誰か介護生活をしなければいけない状況になってしまいます。
最初は多くの人が自宅介護を選択しますが、介護の大変さを心身ともに感じ、介護うつになってしまう人も多いです。
介護者が病気になってしまわないように、周りの助けを上手に活用していきましょう。

自分の時間を持つ

身内の介護は子供がやるものをいう意識が強く、誰かしら24時間介護を負担するケースがとても多いです。
今までは家族や自分の為に時間を使っていた生活が、介護者の予定が最優先になり臨機応変に対応をしなくてはいけない状態になってしまいます。
自分の予定は後回しになり、予定を入れたくても入れられない、入れる事に対して罪悪感を持ってしまう人もいます。
自分が自由にしてもいいのだろうかと自問自答してしまう人もいます。

しかしこのような気持ちが積み重なっていくと、必ず大きなストレスにつながります。
現実逃避や介護うつ、疲労の蓄積など心身ともに負担が重なってしまいます。

そうならない為にも、介護から離れて自分の時間を作る事が大事です。
心身ともにリフレッシュする時間を作ると、介護生活に戻った時に精神的な負担が全く異なります。
私も父の介護から離れた時は、読書をしたり、友達と食事に出かけたり、限られた時間を有意義に過ごすようにしていました。
介護のオンオフの時間を持つことで、気持ちに余裕ができ優しく接する事ができます。

頼れる人を作る

介護生活の中で自分の時間を確保する事は難しいです。
自分の大事な人を少しの時間でも誰かに託すことになる為、信頼できる人でなければ安心してお任せできることができません。
不安な気持ちを抱えたままでは、自分の時間が持ててもリフレッシュする事ができません。
自分にとって信頼して任せられる人が一人でも自分の周りにいるという事が大事です。

そして自分がなるべく気を使わない相手でなければ、介護を頼むことも抵抗ができてしまいます。
周りで頼れる人がいない場合は、介護施設を利用するのが一番です。

普段から多くの人の介護に慣れているため、何かあった時は安心して任せる事ができます。
介護保険を利用すれば、経済的な負担も少なくなり心身ともにリフレッシュする時間として活用する事ができます。
一人で好きな事を行うのも一つですが、誰かと合ったり話したり対話をする方がリフレッシュする事ができます。

母の介護のはじまり

玄関

身内の介護

高齢化者社会が進む中で、身内の介護が深刻な問題になっています。
定年を迎えてから平均寿命まで生きた場合、20年以上の年数があります。
若い頃の20年とは大きく異なり、定年後にはライフスタイルが大きく変わります。

外で働いていた男性は職業が変る事でのストレスや仕事をしない家での生活に慣れないという人もいます。
更に年齢と共に体力も低下し、高齢者になると自分の生活を一人で行う事が困難になっていきます。
少しでも不自由だと感じた時に、利用を考えるのが介護サービスです。

介護サービスは生活の補助を目的とする生活介助か医療的なサービスを受ける事ができる療養介護施設に分かれます。
介護が必要な人の状態によって適したサービスが受けられるところを選択しなくてはいけません。
そして介護を行う人は、まず自宅介護を選択する事が多いです。

住み慣れた場所で生活をすることで、ある程度は自分の力で生活をしてもらう事ができ、自分の目も行き届くため安心できるという人が多いです。
自分の身内とはいえ、介護が必要になるとどうしてもストレスや不満が溜まってしまうのが現状です。
身内のうちだれかが24時間介護できる環境でサポートをしなくてはいけなくなります。

介護のきっかけ

人によって介護のきっかけは異なりますが、徐々に介護が必要かもしれないと気付く場合と急な介護生活を送る事になる場合に分かれます。
年齢と共に痴呆症や身体の衰えが進み、介護が徐々に必要かもしれないと身内が感じた場合です。
本人は介護が必要だと感じる事がほとんどない為、身内の判断がとても重要になります。

少しの異変で病院や地域の福祉課に相談する人もいれば、まだ大丈夫だろうと判断する人もいます。
年齢が若ければ若いほど、まだ介護は必要ではないだろうという意識が強く、身内の介護を受け入れられる状態ではない場合が多いです。

もう一つのきっかけは病気による介護です。
年齢を重ねれば、病気になるリスクはどうしても高くなります。
骨折などのけがをした時の治りも遅く、日常生活が不便になる人もいます。

また脳梗塞や心疾患など発作的な病気がきっかけで、身体障害者になって介護が必要になる場合があります。
私も義父が脳梗塞をしてから、入退院を繰り返すたびに足が不自由になり、介護施設でリハビリを重点的に行い日常生活が取り戻せるように日々訓練しています。
脳や心臓の病気は、急に寝たきり生活になるなど、介護によって身内の生活が180度変わってしまう可能性もあります。

早期発見がカギ

両親が元気な場合、いつどのような形で介護生活を送らなくてはいけなくなるか分かりません。
そこで介護が必要かもしれないという異変を感じた時にはなるべく早く誰かに相談する事が大事です。

脳梗塞や心疾患など急な病による介護は、受け入れるしか選択肢はありません。
しかし痴呆や体の老化など普段の生活が難しい状態になっているかもしれないと感じた時には、早めに医師に相談する事が大事です。
今医療の進化が進み早期発見する事で症状の進行を大幅に遅らせる事が可能になってきています。
そのためには身内が本人の微妙な変化を早く察知して、相談をすることが大事です。

ショートステイを利用するまでの話

ショートステイ

いろんな悩み

今高齢者社会が進み介護を必要としている高齢者が次々と増えています。
子供の保育園問題と同様、高齢者の介護施設も順番待ちの状態になっています。
人気がある介護施設は飽きが無く、順番待ちで予約をしている人もいます。

そのため自宅介護を選択し、一人もしくは家族で介護をしているという家庭も少なくなりません。
私の義母も定年を超え、介護が必要な障害を持つ義父を一人でお風呂に入れる事がとても困難になっていました。
いくら身内とはいえ、どうしても心身共に介護疲れは深刻な問題です。
一人で介護をしている人は全てを自分が行わなければいけないため、いろんな悩みを抱え込んでしまいます。

そこで24時間介護生活をしている人にとって活用したいのがショートステイという介護サービスです。
介護サービスのなかでも最も人気が高く、施設によっては予約をしても利用できるのが一か月以上かかるところもあります。

ショートステイの魅力は、短期間的に施設に入所して食事や入浴と言った介護を代わりに行ってもらう事ができます。
自宅介護している人は、介護者が体調を崩してした時、冠婚葬祭でどうしても出席しなければいけない時など用事で使用する場合が多いです。

利用者の条件

自宅介護している人は介護が生活の中心となり24時間介護生活を送らなくてはいけません。
その負担を少しでもする方法としてお勧めなのがショートステイの活用です。

ショートステイの利用は、被介護者が要介護認定を受けている必要があります。
介護者はどのぐらいの介護が必要なのか要介護認定によって判断されます。
ショートステイは一ヵ月の中30日間受けることができます。

しかしその日数の中、介護保険を利用して1割負担で利用できる日数は限られてきます。
ほとんどの家庭が介護保険内でショートステイを活用し、経済的にも負担が無い程度に普段の介護を依頼しています。
介護を一人で抱え込まずにショートステイを利用して、介護から少し離れる期間も大事にしましょう。

必要な手続き

実際にショートステイを利用したいと思った場合どうしたらいいのでしょうか。
知識が無くどのように手続きを始めたらいいのか分からない人は、地域包括支援センターに相談するのがお勧めです。
ここでは住民地域で活用できる介護施設の情報やどのような介護プランが適しているのかなど介護や福祉の専門知識が高い人からアドバイスをもらう事ができます。
自分が介護でどの様な点に困っているのかを明確にしてから相談しましょう。

ショートステイを利用したいという施設が決まった場合、担当者との面談が行われます。
どの様な問題点がありどのような介護を求めているのかをすり合わせていき、介護プランを決めていきます。
そしてそのプランで問題が無ければ、契約手続きに入ります。

介護施設では集団で生活をすることが多く、いろんな問題点が起こることもありトラブルになる事もあります。
利用に関する同意書や個人情報の取り扱いの同意書、緊急連絡先の記入などいろんな書類にサインや印鑑を押すという手間が掛かります。
全ての手続きが滞りなく行う事ができれば、ショートステイを活用する事ができます。

訪問美容が増えてくれると嬉しいんだけどな

美容

気になる身だしなみ

日々の介護生活に追われてしまい、生活をする最低限の事しかしてあげられないことが多いです。
どうしても身だしなみまで配慮する事ができず、髪が伸びて余計に疲れたような顔立ちになってしまいます。
父の介護の時はバリカンを購入して自宅で行っていましたが、後片付けが大変でとても苦労しました。
特に女性の場合は、外出する時など身だしなみを整えてあげたいという気持ちを常に持っています。

実際に美容室にカットをお願いしても、車いすで施術できる場所は限られています。
もしカットはできても、シャンプー台まで思う様に移動できない人もいます。
また普段から介護に慣れている美容師さんではないためどのように接したらいいのが分からないという人も多いです。

そこで今需要が高まってきているのが訪問美容です。
自宅に美容師さんが来てくれて希望の施術を受ける事ができます。
身だしなみを整えるのに移動などで苦労することなく、自宅でスムーズに髪の毛を整えることができます。

訪問美容の需要

介護をしているとどうしても身だしなみまで気が回らないことが多いです。
いつも通っている美容院でカットしてもらいたくても設備が整っていなければスタッフの人に迷惑をかけてしまうと遠慮してしまう人もいます。
またスッキリさせてあげたくても、美容室に行くだけで何時間もかかり思うようなカットにならなければストレスになってしまう可能性も有ります。

そこで自宅に美容師さんが来てカットしてもらう事ができたら、気がねなく何度も利用できると思うのではないでしょうか。
自宅で寝たきりになっている人でもベッドの上でカットからシャンプーまでしてもらう事ができるので満足度もとても高いです。
施術に必要なものは全て用意してもらう事ができるので、畳一畳分ぐらいのスペースをしっかり確保しておくだけで構いません。

カットとシャンプーであれば、約一時間で仕上げてもらう事ができます。
カット前にはどのようなスタイルにしたいのかなど相談に乗ってもらうことができるため、ほとんど美容院で施術してもらうのと同じ感覚です。
特に美容で満足をするという事は、心身ともにプラスの要素がとても多いです。

どんな施術でも大丈夫?

実際自宅でカットやシャンプーをするだけでも、設備などが整っていないため大丈夫なのかと不安になる人もいるでしょう。
自宅ではたった一畳分の広さを確保しておけば充分です。
洗面台をシャワー代わりにしますが、使用しやすいようにシャワーのヘッドを付けるなど工夫して施術してくれます。
カラーリングからパーマ、カットなど全てに対応してもらう事ができます。

また要介護者に対してカットする場合は、ヘルパー資格を持っている美容師が担当してくれるお店もあります。
シャワーまでの移動や寝たきりの人に対する接し方なども取得しているため安心して任せる事ができます。